「Dr.Martens (ドクターマーチン) 」
今日においては「ドクターマーチン=UKロック」といったイメージが先行しますが、元は負傷した足への衝撃を和らげる靴つくりから始まったブランドです。
1940年代初頭、ドイツ人のクラウス・マエーテンズ医師はスキー事故で痛めた足のために技師でもある友人ヘルベルト・フンクとともに、クッション性に優れた古タイヤを使った空気入りのソールを作ります。 これが現在のエアークッションソールの原型です。
マエーテンズ本人の治療用だったこのソールがあまりの効果に特許を申請し、「ドクターマエーテンズ」ブランドとして市販モデルを発売するとドイツ全土に心地よい靴として広まります。
1960年には生産力の強化の為軍靴やワークブーツを製造するイギリスのRグリッグス社に生産を委託しこの時に「ドクターマーチン」にブランド名をし、この翌年、超ロングセラー「1460」が発売されました。後に、衝撃吸収性加え耐久・安全性も評価されワークブーツとしても定着します。
1970年代にはイギリスの階級社会対する労働者の怒りを代弁するパンクロッカーに履かれ、反体制の象徴的存在となり、ここの音楽と融合したドクターマーチンはパンクのみならず幅広いミュージシャンからも支持され、ストリートシーンの定番となっていきました。
Dr.Martens (ドクターマーチン)
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